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「二段せいろ(十割そば、たすきそば:1,700円)」@そば芳の写真この日は、高崎のオフィスで半日を過ごした。
 午前中の仕事を終え、帰宅途中、今日は新蕎麦が食べたいなと、普段は通らない道を駅へと向かう。
 すると、ありましたよ~。
 こんないい店が!
 もうね、早速、入っちゃいます。

 この二段せいろ、設定価格は異なりますが、二八そば、十割そば、たすきそばから選べます。
 今回は、十割とたすきをチョイス。
 新蕎麦を謳ってるし、経験的に美味い蕎麦が食べられると直感的に感じた店です。

 麺は、十割とたすきそばです。
 「たすき」は、内二八、挽きぐるみ。
 「十割」は、もちろん生粉打て(蕎麦粉1のみ)。
 どちらも、新蕎麦故か、蕎麦の香りがとてもいい!
 大地の力強い蕎香(きょうか)が、我鼻腔を、これでもかと楽しませてくれます。
 どちらも、茹で、濯ぎ、水切り…ほぼ完璧!
 たすきそばを嚙み締めていると、何ともナッツ(木の実)のような甘くも香ばしい一種独特の風味、い ままで味わったことのないものでした。

 汁は、醤油感の強い、いわゆる藪系の蕎麦汁です。
 その塩気の強いカエシは、すっきりとした粘度の低いもので、その塩気に負けず劣らず出汁強めに作用しています。
 素のまま啜ると、柑橘系を思わせる心地よい酸味が感じられましたが、それは気のせい…かな?
 この汁も蕎麦に負けない、上品かつ力強いものでした。

 具は、わさび、大根おろし、ねぎです。
 取り立てて、あ~だこ~だはありません。

 「十割そば」
 小麦粉などのつなぎを使わずに、蕎麦粉のみで打った蕎麦。「生粉打ち(きこうち)」と呼びます。
そば粉のみで打っているためそばの美味しさや風味を100%わうことができ、また消化が良いので、胃もたれしづらいのも特長です。

 「たすきそば」
 この店オリジナルの蕎麦です。
 お聞きしたところによると、「内二八(うちにはち)」だそうです。
 二八そば、それは、蕎麦を滑らかにするために小麦粉をつなぎとして使った蕎麦。
小麦粉の割合が小麦粉2割、蕎麦粉8割を混ぜ合わせ打ったものが二八蕎麦で、別名は「内二八蕎麦(略して内二)」と言います。
 一方、この時の割合を小麦粉2に対して蕎麦粉を10で打ったものを「外二八蕎麦(略して外二)」と呼びます。
 簡単に言うと、小麦粉と蕎麦粉の割合が「内二」は1:4、「外二」は1:5となります。
 このそば、挽きぐるみを加えた野性味あふれるそばです。
 強烈に蕎麦の香りと味が襲ってきます。
 例えれば、二郎系の極太麺の濃厚な小麦の味わいを蕎麦に置き換えたような感じ。

 二種の美味しい蕎麦をいただきました。
 ちょいとお値段は張るけど、食べた後の満足感が凄い。
 新蕎麦ということもあるだろうけど、とにかく蕎麦の香りと味が我が琴線に触れるどころか張り付いてきた…。
 いやぁ、いい店を見つけたわぁ。
 高崎へ来たら、迷わずここだな(^^♪

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